コープおおさか病院

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研修医・指導医からのメッセージ
 
 
外来研修はどのような研修ですか?
 

内科の初診外来は、本当にいろんな患者さんが来ます。何の病気もない健診の結果返しから、検査をして入院に至る疾患、そして高次医療機関に紹介しないといけない場合もあります。軽症の中に重症が紛れ込んでいることがあり、自分を研ぎ澄まさないといけない。「なんか変やな?」という感覚が大事なのがよく分かる研修ができます(コープおおさか病院は200床以下の中小病院であり、紹介状なしで飛び込みの患者さんも多い外来です)。
指導医の先生は日によって変わりますが、外来中にディスカッションして進められるので、安心ですしとても勉強になります。

 
病棟研修はどのような研修ですか?
 

病棟研修は、急性期一般病棟・地域包括ケア病棟・回復期リハビリテーション病棟の各病棟の患者さんを7名程度、主治医の先生とともに診ました。だいたい午前は外来なので、午後に患者さんを診ます。比較的高齢の方が多く、主の疾患だけではなく多疾患を診ることになります。高次医療機関からのリハビリや退院調整目的での転院も多く、急性期病院から退院後どのようにリハビリを行い、自宅や施設に戻っていくのかをみることができました。
 
今まで自分がリハビリオーダーを出していたが、実際にセラピスト(OT、PT、ST)の方たちの仕事ぶりを間近でみられたことも、いい経験になりました。そして、患者さんの背景や退院後の生活にも目を向け、病気ではなく、患者さん本人とのかかわりを大切にすることを学びました。急性期の治療が終われば次の病院にバトンタッチではなく、患者や家族の希望なども踏まえてどういう病院に転院を申し込めばいいかなど、MSWに丸投げするのではなく自分も関わっていこうと思います。

 
やりたいことができる病院
 

外来研修をしていたのですが、個人的に採血をしたいと希望したところ午後に採血をさせてもらえました。
やりたいことがあればどんどんやらせてくれる病院やなと思います。

 
指導医からのメッセージ
 

 
コープおおさか病院で、ともに学び、総合的な力量を身につけるコープおおさか病院の研修ウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。高度医療機関と生活の場をつなぐ、重要な役割を果たしているのが、200床未満のコミュニティーホスピタルです。当院は、大阪市という大都市にあるコミュニティーホスピタルであり、大都市部の高度医療後のポストアキュートケアを行い、生活の場に帰っていくまでのサポートを行います。また、大病院のICU入室になるほど最重症ではない程度の、急性疾患への対応も行います。地域で生活する高齢者の方が入院必要となった場合、8割以上の病態をカバーしながら、地域医療機関と連携して、患者さんに最適化したケアを提供し、「ケアのハブ」となるのが、当院の役割であり、当院の研修で身につけることができる力になります。
 
全国の病院の中で、当院のようなコミュニティーホスピタルが7割を占めています。大阪市の医療水準は全国に比べて高いわけですが、一方、主要都市で独居高齢者が最も多く、生活保護受給率も最も高い都市でもあり、患者さんの抱える背景も、より複雑です。大阪市にある当院で、医療要求度が高くて、生活背景が困難な患者さんをマネジメントする力量を身につけることができれば、全国のコミュニティホスピタル、医療機関で活躍できると思います。
医師のキャリアとしても大事な専攻医研修。ぜひ、私たちと一緒に学びませんか?
 
 
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