治療年 | 新患数 | のべ患者数 |
---|---|---|
2007年 | 241人 | 593人 |
2008年 | 239人 | 566人 |
2009年 | 219人 | 465人 |
2010年 | 247人 | 571人 |
2011年 | 208人 | 492人 |
2012年 | 191人 | 441人 |
コープおおさか病院では、これまでも尿路結石の治療に、ESWL(結石破砕装置)を導入していましたが、今回、2016年月、モデュリスSLX-F2(ストルツメディカル社製)という新しい機種を購入しました。
今回のモデュリスは、①焦点装置が深いため、結石の大きさに合わせて最適なエネルギー分布が得られます。また②X線と衝撃波が同じ方向を向いているので、結石を的確に捕らえることができ、安全で確実な治療が行えます。レントゲンの性能も向上しています。レントゲンは、衝撃波が一番強くあたる場所(焦点)と結石の位置を合わせるときに使います。これまで小さい結石や、レントゲンではっきりと写らない結石などは、位置が合わせられずESWLが行えないことがありましたが、そういった結石についてもレントゲンの性能がよくなることで治療できるようになります当院でのESWL実施数は、昨年度体制問題もあり減少しましたが、ESWLは外来での治療が可能という利点があります。また結石治療では、TUL等も実施しています。 新ESWLは2016年2月24日から稼働しています。
新患数 | 述実施者数 | |
---|---|---|
2011年 | 208 | 492 |
2012年 | 191 | 441 |
2013年 | 189 | 447 |
2014年 | 147 | 290 |
前立腺ガンを早期発見するためにPSA(ピーエスエー)という血液検査を行います。PSAはもともと前立腺内で作られる物質で前立腺ガンがあると血液中のPSA量が増加します。
PSAで前立腺ガンが疑われた場合は前立腺生検(前立腺の組織を一部採取し、ガン細胞を見つけ確定診断をおこなう)が必要となります。
前立腺ガンの治療法は手術療法、放射線治療、お薬による治療(主に抗男性ホルモン療法)があり、患者様の年齢や健康状態、病状によって治療法を選択します。
実施年 | 検査数 | ガン発見率 |
---|---|---|
2008年 | 81 | 42.0% |
2009年 | 74 | 45.0% |
2010年 | 85 | 49.0% |
2011年 | 88 | 51.1% |
2012年 | 75 | 63% |
当院ではさまざまな泌尿器疾患に対する手術治療を行っております。主なものとしては前立腺ガンに対する根治的前立腺全摘除術、腎ガン・腎盂尿管ガンに対する腎臓、尿管摘出術(開腹手術、腹腔鏡下手術)、膀胱ガンに対する膀胱全摘出術、内視鏡手術(TUR-Bt)、前立腺肥大症に対する内視鏡手術(TUR-P)、尿路結石に対する内視鏡手術、女性尿失禁手術、包茎手術(日帰り)などがあります。
TUR- P |
TUR- BT |
膀胱 砕石 |
前立腺 全摘 |
腎摘 (開腹) |
腎摘 (腹腔鏡) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
2008年 | 10 | 49 | 11 | 6 | 2 | 3 |
2009年 | 19 | 39 | 13 | 6 | 0 | 2 |
2010年 | 14 | 43 | 9 | 5 | 0 | 2 |
2011年 | 8 | 38 | 11 | 7 | 1 | 0 |
2012年 | 18 | 45 | 19 | 10 | 0 | 0 |
当院外科では一般社団法人National Clinical Database(NCD)の外科手術・治療情報データベース事業へ協力しています。
詳細は、NCD説明資料 をご覧ください。
NCD HP:http://www.ncd.or.jp/
医長
日本泌尿器科学会認定専門医
日本泌尿器科学会認定専門医
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